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4/29/2011

ヤビツ峠TT 3回目(自走)

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最近めっきり峠TTから遠ざかっていたのでヤビツ峠TTに腕(足)試しに行ってきた。
ヤビツTTは2回やったことがあり、結果は以下のとおり

2010/08/08 49:09 暑すぎて気持ち悪くなった
2010/08/12 42:44

ヒルクライム脱初心者の壁「ヤビツTT40分切り」は達成できていない。
ただ白石峠のタイムをヤビツ峠40分に換算すると
白石峠29:15 ≒ ヤビツ峠40:00 くらいの筈・・
白石峠の自己ベストは26:57なので・・・ヤビツ峠に換算すると
白石峠26:57 ≒ ヤビツ峠37:10 くらいで登れるはず!!
よって本日はヤビツ峠40分切りはMust(最近この言葉を平気で使うようになった)の意気込みで出発した。

千葉からヤビツ峠に自走するとなると東京横断は避けられない。
以前に自走で行ったときには、とりあえず地図上で見える最短ルートを引いて、こんな感じで行った。(渋谷から246へ)
記録によると往復191kmで白石峠よりは近いくらいだが、ずっとトラックの多い幹線道路を走らされ、景色も幹線道路特有のチェーン店が立ち並んでるような、まったく楽しくない道だったので今回はルートを変更した。
まずは皇居から新宿を抜けて20号へ。このあたりはやっぱり混んでいる&道幅が狭いので非常に走りにくい。多摩川を越えて川崎街道へ入るまではそんな調子。東京を横断する最適ルートを見つけたい。川崎街道からは車線が広く適度にアップダウンがあり、なかなか走りやすく、すいすい調布-多摩を経由する。ここで、聖蹟桜ヶ丘駅近くの坂がけっこう急勾配だとの情報があったのでついでに寄ってみた。登り口はこんな感じ
いろは坂と名前がついている通り、クネクネした道が続く。勾配はコンスタントに8%くらいか。。
登り切ったとこ。いいウォーミングアップになった。
丘を降りてからは、246へ向かってひたすら南下する。246へたどり着くと、やはり車がかなり多く、自転車では走りづらい。今回のルートも決してBestではないと思うがとりあえず246よりはやはりマシだと思った。
ヤビツTTスタート地点の名古木(ながぬき)交差点までは一回登りがあるが、そこでハムが少し痛くなった。今まで自転車を乗ってきて痛くなったりつるのは、ほとんど脹脛だったので結構新鮮だった。最近大きく回すペダリングを意識しているのでその影響か?良いのか悪いのかわからないけど・・

名古木交差点へ到着後は軽くストレッチしてすぐスタートする。コンビニまでは厳しい坂もないのでそれほど心拍を上げずに通過する。そしてコンビニ後の激坂へ入ると無理に頑張ってしまい、15~17km/hほどで進む。10%はある坂なので今の実力を完全にオーバーしたペース。タコの吸盤滑り止めが終わる頃には足が終了気味になってしまったが頑張ったかいがあって、この時点での平均速度は22km/h。40分で登るに必要な平均速度は17.4km/hがなのでかなりの貯金を得た。っていうか22km/hで登り続けると32分で登れる!
そんな妄想が叶うわけもなく、ここからは貯金の取り崩しで登ることになる。完全に乳酸が溜まってしまったので、軽いギアしか回せない。それでも5~7%ほどの坂ではいっぱいいっぱいなので、本来タイムを稼ぐべき勾配の緩い区間で乳酸除去を図る。
菜の花台を過ぎた頃には多少回復(おそ!)したので少しずつトルクをかけ始める。ゆったり登っている2組をパスすると1人が後ろについてきた。こういう展開はまったく気にならないというか、むしろやるきがアップするのでありがたい。が、足はついていかず平均速度は落ちるばかり・・・ゴール手前で少し踏みなおしてゴール!結果は・・・

Dist:11.64km
Time:39:06
Ave:17.9km/h

おお、、ついにやったよ。とりあえず満足。
あえて後ろからとって個性を出す(意味不明)
エネルギーを出し尽くしたので、しばらく頂上で休憩していたが、寒くなってきたのでウインドブレーカを羽織って、裏ヤビツを下る。結構寒い
道は悪いが景色は良い
宮ケ瀬湖で昼食を食べて、しばらく走るとGarminから「Low Battery」の警告がでる。バックライトOFFにしてたのに・・・最近バッテリーの持ちが確実に悪くなってる。
バッテリー切れとなるとスマートフォンで地図を見ながら走ることになりメンドクさくなるのでビクビクしながら走る。しばらく走るとルート線以外の地図が消えて臨終寸前になる。「大丈夫か?大丈夫か?」と問い掛けながら進むが、結局、門前仲町まで持った。警告が出てからかなり余裕があるみたい。ただ、バッテリーがヘタってきていることには変りないので150km以上のライドには予備電源が必要となりそう。

門前仲町→葛西区間でアメリカンバイクに乗ったお姉さん(たぶん)とレースしながら本日のライドは終了。

走行距離:206kmくらい
獲得標高:1976mくらい
平均速度:25.7km/hくらい

---------------------------ヤビツTT記録-------------------------------

2010/08/08 49:09 暑すぎて気持ち悪くなった
2010/08/12 42:44
2011/04/29 39:06 初の40分切り!

4/26/2011

BRM423青葉400km御坂みち

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"BRM423青葉400km御坂みち"に参加した。
1週間前からの天気予報は雨でDNSしようかと思っていたが、とりあえず行けるとこまで行ってみることに。ただ、雨用の装備はまったくもっていなかったので、前日に会社を早退して評判の良いモンベルのレイングッズを物色しにいく。
お目当ての「GORE-TEX サイクルレイン ジャケット」、「GORE-TEX サイクルレイン パンツ」 あとは、「レインシューズカバー」と「サドルバックレインカバー」もついでに購入。しめて5万over。
これでDNSは許されない・・・

これらレイングッズやDNF対策などを考えて荷物をつめていく。
・GORE-TEX グローブ(スノボ用)
・換えのグローブ
・チューブ4本(アホ)
・タイヤ PRO3
・輪行袋
・予備バッテリー
・etc. と、荷物を入れだすとキリが無くなり、いつものサドルバッグでは到底入りきらないボリュームとなる。結局通勤用の
を引っ張り出して準備完了

当日の朝は予報通りの雨だったが激しく降ってはいなかったので少し安心して車で集合場所に向かう。高速にのった辺りから急激に雨脚が強まり車の跳ね上げる水しぶきで視界が遮られるほど・・ 久々にワイパーの最速設定つかった・・・
集合場所「登戸二ケ領せせらぎ館」近くの駐車場で外を眺める。
当然雨は降り続いているが、ここまで来たら行くしかない。5万円無駄にしたくないし
レインウェアを着て走りだすとヤバイくらい荷物が重いことに気付く。とくにダンシングすると取付部がしなって後輪がドリフトしかねない勢い。400kmをスタートする前から嫌な予感しかしない。
本州縦断(http://toggle--switch.blogspot.com/2010/09/blog-post_19.html)をした時にリュックの重みで肩と腰が痛み出し「やはり荷物は自転車にもたせるべき」などと結論を出したが、それにも限度があると学ぶ(試走して気づけ!)次の600kmブルベまでに小さいリュックを買って、サドルバッグとの2バッグ体制にしよう・・
集合場所に着くと400kmの山岳&雨ブルベだというのに30~40名が集まっている。
一応確認したが、サドルバッグの大きさはNo.1だった。やっぱりね。。。
↑やっぱりおかしい大きさ

到着して程なくブリーフィングが始まる。このブリーフィンングは聞きながらキューシートに内容をメモらないと意味ないんじゃないだろうか。ベテランっぽい方々は「うんうん」頷きながら聞いているが初心者は道をしらないので何を喋っているのかよくわからない。走行時にはブリーフィング内容は頭から完全に消えちゃってるし。。。と、毎回思うが今日も手ぶらで聞いてた。

■Start ~ PC1 40.3km
小雨の中、車検を済ませてスタート
しばらくは信号が多く集団が長くなってしまうのでゆっくり走っていると、ガンガン抜かされてすぐに1人旅となる。そのまま信号ストップを繰り返していると、急に後ろからバカでかい音がなって振り返ってみると選挙カー。みなさまの為にと連呼しているが、みなさまのことを考えるのであれば朝からなぜ騒音を出す?あの選挙カーの名前連呼で票が増えるとは到底思えないけど、あんだけ金かけてまでやるってことは効果あるの?
選挙カーを振り切った後は、平坦基調の道を快調に走って、、おらず、後ろから「道間違ってますよ」と声をかけられる。傷口は浅くすぐに本線に復帰できた。黄色のニコちゃんヘルメットの方、ありがとうございました。
PC1ではオニギリを食べる。なんとなく序盤は多糖類がいいんじゃないかと思っているので、栄養ドリンク2本一気飲みや、エクレア&シュークリーム一気食いなどはやらない。

■PC1 ~ PC2 43.7km
いよいよ峠に入り、まずは山伏峠を登り始める。PC1までは抑えめで行ったので、結構調子が良くてスイスイ登れる。前走者をパスする度にまた次の人が見えてくるのでペースも楽に保てていい感じ、、だったがGarminに目をやるとコースからじわじわ外れているように見える。すぐ前の人に「道間違ってませんか?」と声をかけるが「うーーん・・・」って感じ。さらに前の人に追いついて声をかけたが結局「間違っていても復帰はできるので、このまま行きましょう」ってことに落ち着いた。そのまま走っているとキューシートに記載されている分岐に一向に辿りつかず、みんな仲良くミスコースとなり本来通らないはずの正丸峠を通過し正丸トンネル(大型車が多いのに道幅が狭い恐怖の道)まで通ってPC2へ到着~
お好み焼き食べたような
この時点で、バイクは泥だらけで特にブレーキシュー辺りが跳ね上げでひどい状態・・・
これを放置して後半痛い目に合った。。

■PC2~PC3 64.8km
記憶からすっぽり抜け落ちてる。自転車からは落ちていない。

■PC3~PC4 139.7km
会社でめずらしく自転車の話になって「軽井沢まで自転車で行ったことがある」と言ったら、「すごーい!」みたいな反応ではなく「は!?」てな感じで意外に盛り上がらないもの。合コンも同様なり。。。
いざ碓氷峠へ。旧道から登るコースだが前方を走っている人がミスコースで新道へ逝くのが見えたが遠すぎて止められなかった・・大丈夫だったろうか?
傾斜はそれほど急ではないのでインナーロー張り付きで登ればそれほど苦ではない坂が続くが、「だいぶ登ったろ!」と思ったところで「碓氷峠まであと6km」の看板が目に入ったときには殺意を覚える。さらに雨足が強まり負のオーラ全開で登っていると、後ろから爽やかにぶち抜かれる。抜かれる瞬間に声をかけてもらったが、声を返そうと思ったときには10m前方。
そんなソニックブームを発生させながら登る人にはとてもついていけず自分のペースでのんびり頂上まで到達。雨&寒さでもはや記念撮影をする気力なし。

標高960mの碓氷峠からはしばらく下りが続く。寒さが心配だったがモンベルのレインウェアが噂に違わぬ高機能っぷりを発揮してけっこう快適。風と雨は完全にシャットアウト、しかも登りで出力を上げてもそれほど中が蒸すわけでもなし。に比べて同じGORE-TEXでもスノボ用グローブはこの時点で中までびちゃびちゃで全然ダメ。モンベルさん自転車用レイングローブつくってください。お願いします

モンベルに嘆願書を送ろうかと考えているとブレーキに違和感が・・・なんかスタート時と比べて遊びがやたらと増えて効きが悪くなってる。そういえば序盤からブレーキをかけるたびにザラザラ音がなってた・・・・ 停車して確認するとブレーキシューとホイールの間に挟まった砂で、ブレーキシューが大根おろしばりに削れて溝がほとんどなくなっていた。とりあえずアクエリアスで洗浄して、ここからは前ブレーキをかける割合を多めにして進むことにする。ただサドルのくそ重い荷物のおかげで重心が後方にあり前ブレーキを強めにしてもバランスが乱れなかったのは不幸中の幸い。マイナス×マイナスはプラス

日が落ち始めてきたー

下りを終えてしばらく平坦を走ると、またすぐ清里までの登りにはいる。時間の経過とともに雨は強まるばかりで寒さだけでなく視界がかなり悪く、特に対向車がくるとヘッドライトで目がくらみほとんどゼロ視界となる。DNFが頭をよぎる中で絶妙なポイントに無料仮眠所にたどりつき、コンビニで食料を買い込んで温かい部屋で一休み。ここがなかったらホントにDNFしてたと思う。。。
すでに部屋は参加者で賑わって?いて、焼きうどんをレンジでチンして食べている間にも続々と人が増えて死体安置所みたいになってた。自分は疲れてはいたが眠くはなかったのでストレッチをしながらぼーっとして過ごす。一時間ほどグダグダしていたら雨が上がってきたので再スタートする。ここからPC4までは、長いダウンヒルで暗闇&Wet しかしカーブはキツクないので結構スピードが出せて楽しーっ うおー


■PC4~PC5 41.0km
本格的な登りはこれで最後、「御坂みち」へ。
標高1000mくらいまで一気に登る。かと思いきや一回下らされてもう一回登る。
もう疲れたよ・・・
PC5 山中湖のセブンイレブン  小さい白いのが月
寒い、寒い、寒い
グラタンをレンジでチンして食べる。レッドブルも一気飲み。

■PC5~Goal 74.3km
あとたった74.3km!いや、たったじゃない冷静に考えたら3時間以上はかかる・・・
ここで猛烈に眠気が襲ってくるが、山伏トンネルまでのヒルクライムで心拍が上がり目が覚める。
トンネル出口からは一気に下る。楽しーっ うおー
パンクしたー うおー チューブは残り3本!

74.3km一気に走り切ろうとしたがゴール20kmくらい手前でハンガー気味になり休憩。
リポD一気飲み&チーズケーキ一気食い
PC5 セブンイレブン町田金井入口店に到着してレシートをもらってデニーズへGO!
愛想の悪いデニーズ店員と会話のキャッチボールができないままレシートチェックを受けて終了!!

総時間:25時間30分くらい
走行距離:400kmくらい
獲得標高:4927m

SRへ王手!